ALTextureConv


目次

1. 概要
2. 基本的な使い方
3. 画像分割
4. コマンドラインオプション

第1章 概要

ALTextureConvとは、bmpやpng等の画像をAqualeadで使うatx形式に変換します。 bmpやtgaはAqualeadでそのまま使う事が出来ますが、pngは変換しないと使えません。 また、@付の画像もALTextureConvで変換しないと、分割情報が出力されません。 なお、ALApjConvを使う場合は、内部でこれと同等な処理が自動的に行われます。

第2章 基本的な使い方

コマンドラインは以下のようになります。

ALTextureConv 入力画像 [-OutFile 出力ファイル名]

-OutFileを省略すると、入力画像の拡張子をatxに変換した物が出力されます。

第3章 画像分割

ALTextureConvで使用する画像は、アニメーション用などに分割して使用することが出来ます。 分割の指定はファイル名に@をつけることで行います。

例えば、128*128の画像を横に4枚並べた画像があるとします。 この時、ファイル名にImage@4.pngのように@マークの後ろに数値をつけるとそれが分割数になります。 この分割したテクスチャは、主にALSpriteで使用し、SetPatternNoでパターンを切り替えます。 この場合、SetPatternNoでは0~3の値が指定できることになります。

分割は横だけでなく、縦に分割することも出来ます。 横4つ、縦2つに分割した場合、Image@4_2.pngのようなファイル名になります。 順番は横が優先されるため、この場合

0123

4567

というような並びになります。

@をつけないで変換した、通常の画像を表示する場合は左上が原点になりますが、 @をつけて画像分割を行うと原点が画像中央になります。 分割画像で左上を原点にしたい場合は、最後に_をつけます。 例えば、Image@4_.pngとすると、横4分割で左上原点になります。

逆に分割なしの画像で中央を原点にしたい場合、 Image@1.pngというように指定すると中央が原点になります。

第4章 コマンドラインオプション

コマンドラインオプションは、入力ファイル名の前、後どちらにでも記述できます。 また、大文字小文字は区別しません。

  • -BasePath 基準パス

    各種パスの基準パスを指定します。

    各種ファイル名指定やパス指定は、このパスが基準となります。

    指定がなければ入力ファイルのある場所が基準パスとなります。

    この基準パスの指定は、カレントパスが基準となりますのので、例えば . を指定すると各種パスの基準がカレントパスになります。

  • -WorkPath 中間ファイル出力パス

    中間ファイル出力パスを指定します。デフォルトでは_workです。このフォルダは削除しても問題ありません。

  • -OutPath 最終データ出力パス

    最終データ出力パスを指定します。

    このツールが出力するデータのうち、最終出力に相当するファイルを出力するパスを指定します。

    指定がなければ基準パスを使用します。

  • -SeparateImagePath SeparateImageオプション使用時の画像出力パス

    SeparateImageオプション使用時の画像出力パスを指定します。

    デフォルトではOutPathで指定される最終データ出力パスが使われます。

    SeparateImageオプション未使用時は無視されます。

  • -OutFile 最終データファイル名

    最終データのファイル名を指定します。

    拡張子を指定しても無視され、フォーマットに合わせた拡張子が設定されます。

    省略時は入力ファイルと同じ名前が使用されます。

    基準パスは最終データ出力パスです。

  • -SarList Sarファイル名

    .sarファイルと、SarListファイルを生成するオプションです。

    .sarとは.aar(Aqualeadで使用するアーカイブ)を生成するための設定ファイルです。

    .sarは、以下のように記述します。IDはデータの種別が違えば同じものを使用できます。

    Tex.bmp=0x1000

    sample1.amt=0x1000

    sample2.amt=0x1001

    .aarを作成する時にはデータごとにIDを設定する必要があるため、.sarが必要になります。

    SarListは、.csvなどのデータが存在する時、そのデータ用の

    .sarをincludeするためのファイルです。以下のように記述します。

    [CheckInclude]

    Test1.sar,../Test1.xls

    Test2.sar,../Test2.xls

    Test3.sar,../Test3.xls

    [CheckInclude]は、ALMakeArc関数を実行する時にカンマで区切った二番目のデータが存在すれば、

    一番目の.sarをincludeする構文です。

    例えばTest1.xlsが二番目の項目で指定されたパスに存在すれば、Test1.sarをincludeします。

    ALMakeArc( "_work/SarList.sar ../../Data/Tests.aar" );

    ALMakeArc関数の実行時、リストの最後の項目(Test3.csv)までCheckIncludeを行い、

    存在するすべての.csvを一つのTests.aarファイルにまとめて生成します。

  • -TextureIDList テクスチャIDリストファイル名

    テクスチャIDリストを指定します。

    テクスチャIDリストとは、

    テクスチャ名=テクスチャID

    という形式で記述したテキストファイルで、ここに記述されたテクスチャは指定されたIDが使用されます。

    また、ここにないテクスチャは自動でIDが割り当てられ、このファイルに追加されます。

    手動で用意したり編集する必要は無く、自動で生成され更新されます。

  • -SeparateImageFileName 分離画像のファイル名

    SeparateImageオプション指定時の分離画像ファイル名を指定します。

    省略時は出力テクスチャファイル名の拡張子をpngに変えた物を使用します。

  • -BaseID 基準ID

    コンバートの基準となるIDを指定します。コンバートしたファイルはこのIDから順に使用します。

    数値は0xをつける事により16進数が使用可能です。

  • -TransparentMode 自動α処理モード

    bmpファイル等のα情報がない画像を読み込むときの自動α処理を指定します。

    使用できるのは

    ・None αはつけず、全て不透明とします。

    ・Color 後述のTransparentColorと併用で、指定した色を透明色とします。

    ・LeftTop 画像の左上の色を透明色とします。

    ・RightTop 画像の右上の色を透明色とします。

    ・LeftBottom 画像の左下の色を透明色とします。

    ・RightBottom 画像の右下の色を透明色とします。

    該当する色は、RGBAすべて0に設定されます。

    デフォルトではRightBottomです。

  • -TransparentColor 抜き色

    TransparentModeがColorの時の抜き色を指定します。

    透明色にする色をRGBの順に0~255で指定します。

    デフォルト値は0,0,0です。

  • -ImageFormat 4文字で指定するイメージフォーマット

    出力画像のフォーマットを指定します。

    フォーマットはAqualeadのイメージフォーマットを使い、4文字で指定します。

    4444や、5551という形で指定します。

    デフォルトでは、32ビットRGBAフォーマットです。

  • -Filter 

    出力テクスチャのフィルタリングを有効にします。

  • -SeparateImage 

    主にブラウザ版向けに、管理領域と画像部分を別ファイルで出力します。

    このオプションを指定すると、テクスチャファイルであるatxには画像のパスと管理情報のみが記録され、

    イメージは別ファイルとして出力されます。

    この時イメージは、pngファイルとして出力します。

  • -ColorReduce 

    出力画像を減色します。

    pngquant.exeにパスがが通っている必要があります。

  • -UseJpeg 

    SeparateImageオプション使用時のイメージフォーマットをjpegに変更します。

  • -JpegQuality Jpegの圧縮品質(1~100)

    Jpeg出力時の圧縮品質を指定します。

  • -ColorReduceQuality 減色時のクオリティ

    減色するときのクオリティを%で指定します。

    100は元画像と一致を意味するため、100では減色が行われません。

    逆に0は常に256色に減色します。

    それ以外は、まず256色に減色し、元画像との比較でクオリティが指定した値以上になるまで、色数を増やして再挑戦します。

    最終的に65536色に減色しても指定したクオリティに達しなかった場合は、32ビットフルカラーで出力します。

  • -Platform プラットフォーム文字列

    生成したテクスチャを使用するプラットフォームを指定します。

    この指定により、RGBAの順番がプラットフォームに合わせた物になり、

    実行時に内部フォーマット変換のコストがかからなくなります。

    デフォルトではWindows,DirectX系で、

    現在android,ios,openglの3種が指定可能です。

  • -Scale テクスチャのスケール率

    テクスチャのスケール率を指定します。100未満の値を指定することで、テクスチャを小さく出力できます。

  • -Etc 

    出力フォーマットをETCに設定します。