ALFontConv


目次

1. 概要
2. 基本的な使い方
3. sftフォーマット
1. [Font]セクション
2. [UseLetterGroup]セクション
3. [UseText]セクション
4. sftの例
5. コマンドラインオプション

第1章 概要

ALFontConvとは、後述する.sftファイルに記述した内容を元に、 TrueTypeフォントからAqualeadのフォントファイルを生成するツールです。

フォントファイルには2値か階調付の単純な白黒画像しか含む事は出来ませんが、 実行時に色、グラデーション、影、袋文字、斜体などの指定ができます。

使用する文字は、種別毎に使用するかを指定するほか、 テキストファイルで指定した文字Fのみを抜き出して生成が可能です。

指定したフォントがプロポーショナルフォントであれば、プロポーショナルフォントとして文字幅情報も出力されます。

第2章 基本的な使い方

基本的な使い方は

ALFontConv 入力sftファイル [-OutPath 出力パス ] [-OutName 出力ファイル名]

です。

オプションの指定がなければ、sftファイルの拡張子をaftに変更したファイルが出力されます。

第3章 sftフォーマット

sftフォーマットはini形式に似た形のファイルで、各種フォントの設定を行います。

セクションは三つに分かれており、[Font]セクションでフォント自体の設定、 [UseLetterGroup]セクションで使用する文字を設定、[UseText]セクションで使う文字を直接指定します。

1. [Font]セクション

  • FontName

    フォント名を指定します。この項目は必須です。

  • FontSize

    フォントサイズを指定します。この項目は必須です。

  • Gradation

    フォント出力時の階調を指定します。省略時は16で、16階調です。

    2を指定することで、白黒2値になります。

  • UseFilter

    描画時に、拡大縮小フィルタを使用するか設定します。 常に等倍で描画するならfalseを、拡大や縮小して使うならtrueを設定するときれいに描画されます。 省略時はfalseです。

  • Bold

    trueを設定する事でボールド体になります。 省略時はfalseです。

  • Unicode

    trueを設定する事でUnicodeを使用します。falseの場合はシフトJISです。 省略時はfalseでシフトJISになります。

2. [UseLetterGroup]セクション

このセクションは、指定するコマンドにはパラメータがありません

その為、=等はつけずにコマンド名のみを一行一つずつ指定します。

各項目毎に規定の文字グループがありますが、それぞれが完全に独立しているわけではありません。例えば、HalfAll等は他のHalf系を全て含みます。

  • HalfNumber

    半角数字を使用します。

  • HalfBigLetter

    半角大文字を使用します。

  • HalfSmallLetter

    半角小文字を使用します。

  • HalfKatakana

    半角カタカナを使用します。

  • HalfCode

    半角記号を使用します。

  • HalfAll

    半角文字を全て使用します。

  • FullNumber

    全角数字を使用します。

  • FullBigLetter

    全角大文字を使用します。

  • FullSmallLetter

    全角小文字を使用します。

  • FullHiragana

    全角ひらがなを使用します。

  • FullKatakana

    全角カタカナを使用します。

  • FullCode

    全角記号を使用します。

  • FullJis1

    全角第一水準漢字を使用します。

  • FullAll

    第二水準文字を除く、全角文字を全て使用します。

3. [UseText]セクション

このセクションはコマンドの類は存在せず、このセクションに含まれる文字全てを使用文字として登録します。

重複があっても問題ありません。

第4章 sftの例

[Font]
FontName=MS ゴシック
FontSize=16
Gradation=2

[UseLetterGroup]
HalfNumber
FullNumber

[UseText]
ABCD
abcdef

第5章 コマンドラインオプション

コマンドラインオプションは、入力ファイル名の前、後どちらにでも記述できます。 また、大文字小文字は区別しません。

  • -BasePath 基準パス

    各種パスの基準パスを指定します。

    各種ファイル名指定やパス指定は、このパスが基準となります。

    指定がなければ入力ファイルのある場所が基準パスとなります。

    この基準パスの指定は、カレントパスが基準となりますのので、例えば . を指定すると各種パスの基準がカレントパスになります。

  • -OutPath 最終データ出力パス

    最終データ出力パスを指定します。

    このツールが出力するデータのうち、最終出力に相当するファイルを出力するパスを指定します。

    指定がなければ入力ファイルと同じパスが使用されます。

  • -OutFile 最終データファイル名

    最終データのファイル名を指定します。

    拡張子を指定しても無視され、フォーマットに合わせた拡張子が設定されます。

    省略時は入力ファイルと同じ名前が使用されます。

  • -BigEndian 

    データをビッグエンディアンで出力します。

    なお、PCではリトルエンディアン、ビッグエンディアン両方のデータを読む事が可能です。

  • -WorkPath 中間ファイル出力パス

    中間ファイル出力パスを指定します。デフォルトでは_workです。このフォルダは削除しても問題ありません。

  • -FontIDList フォントIDリストファイル名

    フォントIDリストを指定します。

    フォントIDリストとは、

    フォント名=フォントID

    という形式で記述したテキストファイルで、ここに記述されたフォントは指定されたIDが使用されます。

    また、ここにないフォントは自動でIDが割り当てられ、このファイルに追加されます。

    手動で用意したり編集する必要は無く、自動で生成され更新されます。

  • -BaseID 基準ID

    コンバートの基準となるIDを指定します。コンバートしたファイルはこのIDから順に使用します。

    数値は0xをつける事により16進数が使用可能です。

  • -IDStep 

  • -SarList Sarファイル名

    .sarファイルと、SarListファイルを生成するオプションです。

    .sarとは.aar(Aqualeadで使用するアーカイブ)を生成するための設定ファイルです。

    .sarは、以下のように記述します。IDはデータの種別が違えば同じものを使用できます。

    Tex.bmp=0x1000

    sample1.amt=0x1000

    sample2.amt=0x1001

    .aarを作成する時にはデータごとにIDを設定する必要があるため、.sarが必要になります。

    SarListは、.csvなどのデータが存在する時、そのデータ用の

    .sarをincludeするためのファイルです。以下のように記述します。

    [CheckInclude]

    Test1.sar,../Test1.xls

    Test2.sar,../Test2.xls

    Test3.sar,../Test3.xls

    [CheckInclude]は、ALMakeArc関数を実行する時にカンマで区切った二番目のデータが存在すれば、

    一番目の.sarをincludeする構文です。

    例えばTest1.xlsが二番目の項目で指定されたパスに存在すれば、Test1.sarをincludeします。

    ALMakeArc( "_work/SarList.sar ../../Data/Tests.aar" );

    ALMakeArc関数の実行時、リストの最後の項目(Test3.csv)までCheckIncludeを行い、

    存在するすべての.csvを一つのTests.aarファイルにまとめて生成します。

  • -UseAar 

  • -Prepare 

  • -TextureFile